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喉の詰まり・違和感は整体で改善できる— 自律神経専門整体が解説する本当の原因

病院で検査して「異常なし」と言われる喉の詰まり。当院ではこの喉の詰まり、違和感を得意としています。

この原因の多くは喉そのものではなく、

呼吸・舌骨・頸椎・自律神経が連鎖して起こる『複合パターン』です

 

整体サロンnaturaの臨床経験を元に、原因・診立て・改善までを分かりやすく解説します。

 

 

喉の詰まりはなぜ起きるのか

 

「喉が詰まる」「違和感がある」という訴えは、必ずしも喉そのものの問題ではありません。

 

整体の臨床では、呼吸の制限、首前面(舌骨周囲)の過緊張、頸椎の微細な歪み、そして自律神経のアンバランスが連鎖して症状を生み出すケースが非常に多く見られます。

 

当院では呼吸・舌骨・頸椎・自律神経が同時に関与するケースがほとんどで、これらを同時に整えることで比較的早期に改善します。

 

 

臨床で多い4つのメカニズム

 

① 呼吸の乱れ:胸郭・横隔膜・胸椎の硬さ

 

胸郭が硬く胸式呼吸が優位になると、体は慢性的に軽い“息苦しさ”を抱えます。

 

すると首・喉周囲の筋が補助呼吸として使われ、舌骨や喉頭が過緊張になります。

 

さらに胸椎(特にT4〜T6)の硬さや肋骨の動きの左右差は、頭部前方位を誘導して喉のスペースを物理的に狭めます。

  • 臨床での着目点:胸椎4〜6番の動き、横隔膜の下降性、肋骨の上下運動の左右差

 

  • 触診でのサイン:吸氣時の胸郭拡大不足、肋骨縁の硬さ

 

② 舌骨・首前面の過緊張(ストレートネック姿勢)

 

舌骨と周囲筋群は喉頭を支える“宙に浮いた骨”です。

 

ここが慢性的に硬くなると、喉頭が引き上げられたり前後の動きが制限されて、飲み込みや食道入口部の開きに影響します。

 

スマホやデスクワークでの前傾姿勢が背景にあることが多いです。

  • 臨床での着目点:舌骨上筋・下筋、甲状筋、頸部前面の圧痛

 

  • 触診でのサイン:舌骨周囲の引き攣り感、嚥下時の滑走性低下

 

③ 頸椎 C2〜C4 の微細な歪み(神経学的影響)

 

C2〜C4は舌咽神経・迷走神経・副神経など、咽頭・喉頭の感覚・運動に関与する神経と近接しています

 

頸椎の微細なズレや回旋制限があると神経に影響し、喉の後方に“異物感”や“存在感”が生じます。

 

さらにC3〜C4は横隔神経機能とも連動し、呼吸パターンにも波及するため悪循環を作りやすい部位です。

  • 臨床での着目点:椎間の動き、回旋・側屈の左右差、深部筋の緊張

 

④ 自律神経のアンバランス(迷走神経の働き低下)

 

迷走神経は喉頭・食道・胃腸・呼吸リズムに広く関与します。

 

迷走神経の働きが低下すると、食道入口の開閉が悪くなったり、胃の過緊張が喉に波及して“詰まり感”が出やすくなります。

 

加えて自律神経が不安定だと体性感覚が過敏になり、軽い変化でも強く感じるようになります。

  • 臨床での着目点:心拍変動の低下、呼吸リズムの乱れ、ストレス反応の蓄積

 

複合パターンが長引く理由

 

1つの部位だけの問題なら改善しやすいのですが、呼吸 → 舌骨群 → 頸椎 → 自律神経と順に影響が回ると相互に強化しあい、症状は慢性化しやすくなります。

 

臨床では軽度ずつの問題が複合する「複合パターン」が最も多く、これが“病院で異常なし”と診断される理由の一つです。

 

当院での評価と施術アプローチ

 

当院では下記の流れで評価と施術を行います。目的は「喉を直接触り続ける」ことではなく、機能連鎖を戻して自然な呼吸と迷走神経の働きを回復させることです。

 

評価(初回)

 

  1. 呼吸の質(胸郭の拡大、横隔膜の動き)
  2. 舌骨・頸部前面の圧痛と滑走性
  3. 頸椎C2〜C4の可動性と歪み
  4. 自律神経の指標(呼吸リズム、体性感覚の過敏さ、睡眠・疲労状態)

 

施術の主要手技

 

  • 横隔膜・肋骨のリリース(呼吸を回復)
  • C2〜C4 の微調整(神経の解放)
  • 舌骨上・下筋群のリリース(位置調整)
  • 迷走神経を整える間接的アプローチ(副交感優位誘導)
  • 必要に応じて内臓リリース(胃・食道の緊張を低下)

 

これらを連動させることで、局所だけでなく全体の機能回復を図ります。

 

改善の目安:早い方で4回程度の理由

 

当院の臨床経験では、下記のような改善経過をよく確認します(個人差あり)。

 1回目:呼吸感覚が変わる(胸が広がる感じ、息が入りやすい)

 2回目:首〜喉のつっぱりが軽減、嚥下時の引っかかりが減る

 3回目:詰まり感の頻度・強度が明らかに減少

 4回目:日常生活で喉を意識しなくなる、再発予防のセルフ管理が可能に

 

の「4回」程度は早い改善例の目安であり、慢性化している方や背景に強いストレス・内科的要因がある方はもう少し回数が必要になることがあります。

 

患者さん向けセルフケアとチェックリスト

 

即効性のあるセルフチェック

 

  • ゆっくり深呼吸して胸郭が広がるか確認(左右差も見る)
  • 顎を軽く引いて嚥下してみる(引っかかりが減るか)
  • 一日中のスマホ時間を記録:長時間なら休憩を入れる

 

簡単セルフケア(1日1〜2回、約3分)

 

  1. 腹式呼吸:鼻から4秒吸い、口から6秒吐く×6回
  2. 顎周りと舌骨周囲の軽いマッサージ(指で優しく押して滑らせる)×1分
  3. 胸椎伸展エクササイズ(椅子に座って肘を後方で組み、胸を開く)×10回

 

セルフチェックリスト(来院前に自己チェック)

 

  • 病院での器質的検査で「異常なし」と言われたか
  • スマホ・PCの使用時間が長い(1日4時間以上)か
  • 夜間や午後に症状が強くなるか
  • 胃のもたれや胃酸逆流の自覚があるか

 

よくある質問(FAQ)

 

Q. 検査で異常がなかったら本当に整体で良くなりますか?

A. はい。器質的な病変がない“機能的な問題”であることが多く、全身の連鎖を整えることで改善するケースが多数あります。

 

Q. 何回くらいで効果が出ますか?

A. 早い方で4回ほどの施術で違和感が大幅

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