【年齢】 70代半ば
【性別】 女性
【職業】 主婦
【服薬・サプリメント】 あり
【初回来院日】 2023年3月前半
【最終来院日】 2023年3月後半
【地域】 みやこ町
【来院ルート】口コミ
【施術回数】3回(1週間を3回)
【主症状】肩こり・イライラ・不眠
【手術歴】乳がん・子宮摘出・胆嚢摘出
【既往歴】乳がん・子宮筋腫など
【メンテナンス期間へ移行】あり
【施術経過】
何年も前から肩こりがひどくイライラする。眠れない。以前はよく動けていて畑仕事や家事を積極的にしていたが、現在は体力も気力のなく、すぐに疲れてしまう。口コミにて来院。
初回、非常に全身の緊張が高い。5年前の左乳がん手術後の皮膚や筋膜の癒着、肋骨の捻れにより肺の動きが低下し努力呼吸をしていた。また、これらの捻れが首と頭蓋骨の捻れにも繋がり、さらに全身の緊張を高めていた。脊柱・肋骨の捻れの調整を行い呼吸が楽にできるように施術を行う。
2回目、肩こりがかなり楽になったとのこと。3回目は肩の緊張が緩まり肺の動きも出ていて努力呼吸が改善された。
【まとめ】
手術後はそこにあるものがなくなることで、皮膚や筋膜などの癒着が起こる。過去にも子宮摘出や胆嚢摘出などの手術歴があり、癒着も多く全身の身体のバランスを崩していた。(特に臓器摘出はバランスを崩しやすい)
乳がんの場合、肺の動きに制限が起きやすく、上半身の緊張が高くなり重度の肩こりの原因となる。上半身の過度な緊張は交感神経過敏の状態を作り、イライラ・不眠・症状が長引くなどの症状が出る。
手術の影響(癒着や捻れなど)を施術し自律神経を整えることで呼吸が楽になり、過敏な症状が落ち着いていく。