こんにちは。
自律神経専門の整体サロンnaturaの平山です。naturaには、こんなお悩みを抱えた女性が来られることがあります。
「大きなケンカをしたわけではないんです。でも、夫の顔を見るだけでイライラしてしまって。こんな自分はおかしいんじゃないかって思う、それもまたしんどくて」こんなご相談をいただくことがあります。

ご夫婦で一緒に過ごす時間が長く、気持ちを切り替える場所がない。
子育てが少し落ち着いてふと自分のことを振り返ったとき、
「このイライラは、自律神経の乱れも関係しているのかもしれない」
「そろそろ、自分の体をケアしたい」
そう感じて、naturaを見つけてくださる方がいらっしゃいます。
今日は、そんな方に向けて、研究でわかっていることも交えながらお話しします。
まず、イライラには理由があることも多い
最初にお伝えしたいことがあります。
イライラは、必ずしも「あなたの心が狭いから」生まれるものではありません。
家事や仕事の分担に偏りがある。気持ちをわかってもらえない。言われた言葉が引っかかっている。
そうしたちゃんとした理由があって、心が反応していることも多いです。
なので、イライラを「なくすべきもの」「自分の欠点」と決めつける必要はありません。それは、何かが自分にとって負担になっていることを知らせてくれるサインでもあります。
そして、もし夫の言葉や態度に深く傷ついていたり、怖いと感じたりすることが続いているなら、それは体を整えることで解決すべき問題ではありません。
信頼できる人や、自治体の女性相談窓口などの専門の窓口に、まず話してみてください。あなたが我慢すればいいということではありません。
この記事では、そうした深刻な状況ではないけれど、「なぜかイライラが止まらない」「そんな自分がしんどい」と感じている方に向けて、体の側からできることをお話しします。
「イライラする自分」を責めていませんか
こうしたお話をうかがっていて、私が大切だと感じるのは、イライラそのものよりも、「イライラする自分はおかしい」と責めてしまうことのしんどさです。
イライラする。
↓
そんな自分が嫌になる。
↓
自分を責めて、さらに気持ちが張りつめる。
↓
余裕がなくなり、またイライラする。
こうして、ストレスが二重に重なっていくことがあります。
これに関連して、「自分を責める」の反対にあたる、自分に思いやりを向ける力(セルフ・コンパッション)についての研究があります。
自分にやさしくできる傾向が高い人ほど、ストレスを受けたときの体の反応がおだやかで、休息モードの神経(副交感神経)の働きが保たれやすいことが報告されています。100人ほどを対象にした研究でも、自分に思いやりを持てる人ほど、ストレスを感じにくく、ストレスホルモン(コルチゾール)の反応も小さい傾向がありました。
これらは「関連がある」ことを示した研究で、因果関係まで証明されたわけではありません。
それでも、自分を責め続けることは、気持ちだけでなく体の負担にもなっている可能性があると考えられます。
家事や子育てを担いながら、毎日をこなしてきた。
自分のことは、ずっと後回しにしてきた。
家の中に、ひとりでほっとできる時間や場所がない。
その状態で、心と体がまったく張りつめないほうが不思議です。
イライラは、「おかしい」のではなく、それだけ長い間がんばってきたというサインなのかもしれません。
イライラと自律神経の関係
自律神経には、体を活動モードにする「交感神経」と、休息モードにする「副交感神経」があります。
ストレスが続くと、交感神経が優位な状態が長く続きます。
すると体は、いつでも身構えている「戦闘モード」のようになります。
この状態では、
- ちょっとしたことに反応しやすくなる
- 肩や首、頭まわりがこわばる
- 眠りが浅く、疲れが抜けにくい
- 気持ちを切り替えにくい
といったことが起こりやすくなります。
イライラしやすいのは性格の問題だけではなく、体が休めていない状態が関わっていることも多いのです。

40代前後は、もともと揺らぎやすい時期
40代前後は、女性ホルモンの変化が始まる時期でもあります。
大規模な国際調査では、更年期の入り口にいる女性が実際に多く経験していた症状として、疲れ、心身の消耗、そしてイライラが挙げられています。
イライラの背景に、体の変化が関わっていることも十分にあり得ます。
イライラや落ち込みが強い場合、眠れない日や気分の落ち込みが2週間以上続く場合、日常生活に支障がある場合は、婦人科や心療内科などの医療機関にご相談ください。

夫婦は、体ごと影響し合っている
naturaでたくさんのご家族を見てきて感じるのは、家族は気持ちだけでなく、体ごと影響し合っているということです。
研究でも、夫婦のストレスホルモンの値は連動していることがわかっており、一緒に過ごす時間が長いほど、その結びつきが強くなる傾向も報告されています。
この「連動」が関係の良し悪しとどう関わるかは、研究によって結果が分かれていますが、少なくとも、夫婦はお互いの体の状態に影響し合っていると言えそうです。
ご夫婦で過ごす時間が長いと、お互いの緊張が家の中にこもりやすく、休まる場所がなくなりがちです。
だからこそ、イライラを一人で抱え込まず、
まずは張りつめた自分の体をゆるめてあげること。
それが、自分にとっても、まわりの家族にとっても、ひとつの助けになると考えています。

naturaの施術でできること
naturaの施術は、強く押したり、ボキボキ鳴らしたりするものではありません。
手をそっと当てるやさしいタッチで、頭・首・背中・骨盤まわりの緊張をゆるめ、自律神経のバランスを整えていきます。
やさしいタッチの施術(頭蓋仙骨療法)を調べた小規模な研究では、施術の前後で自律神経の指標に良い変化が見られました。ただし研究者自身が、それが技術そのものの効果なのか、施術者との関係や安心感による効果なのかは、まだ区別できていないと述べています。
naturaでは、技術と同じくらい、「ここは安心できる」と体が感じられる環境を大切にしています。
施術中は、無理にお話しいただく必要はありません。黙って横になっているだけで大丈夫です。眠ってしまう方も多くいらっしゃいます。
もちろん、整体だけでイライラがなくなるわけではありません。
睡眠や食事、ひとりの時間をつくることなど、生活の土台も大切です。
そのうえで、整体は「体が休まるスイッチ」を入れるお手伝いができると考えています。
「自分のケア」を後回しにしてきた方へ
子育てが少し落ち着いてきた。
少しだけ、自分のことを考える余裕ができた。
そのタイミングで「自分をケアしたい」と思えたことは、とても大切なことです。
ずっと誰かのためにがんばってきた体を、今度はご自身のために整えてあげてください。
naturaには女性の理学療法士も在籍しています。女性の施術者をご希望の方は、ご予約時にお伝えください。
行橋・苅田・北九州エリアで、イライラや気持ちの張りつめ、自律神経の乱れが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。




















