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対応できるストレスと対策

前回のブログの記事「ストレスと自律神経の関係性と整体の役割」でお伝えしたように、現代には沢山のストレスがありますが、中には自分で対処できるものもあります。

 

対処できるストレスとは、自分で生み出すストレスのことです。

 

自分で生み出すストレスとは

 

このストレスは誰かと自分を比較したり、ある一定の型からズレる事で感じます。人は幸せを図るモノサシに他人と比較して自分がどうかということを目安にします。

 

しかし、他人との比較をモノサシにすると常に相手を気にしないといけません。なので、いつまで経ってもストレスがなくなりません。

 

自分は何に幸せを感じているのか?本当に幸せだなと感じる時というのは、実は身近なところにあったりします。

情報社会の中で生きていると、テレビに映る煌びやかな世界や美味しそうなご飯、美しい人や物が映っていると、ついつい今の自分の現状と比較してしまいます。

 

このような情報に振り回されないように自分の価値観、モノサシを持ち、自分の軸を作ることでストレスは限りなく少なくなります。

 

一定の型からズレることで起きるストレスとは

 

例えば

血液検査のデータが基準値から外れている、
こういう食べ方をしないといけない、
テレビで言っているような眠り方にならない、
毎日必ずスッキリ起きないといけない、

 

などです。自分の中に決まりがあることで、そこから少しでも外れると人はストレスを感じます。

身近にある基準といえば、血液検査の数値。実は血液検査の基準値というのは「20代〜60代の健康そうな人」のデータから作られています。健康そうな人というのもどういう基準なのかといった所ですが、なんと基準の中のデータにない、70代、80代の人もこのデータを元に判断されます。

 

なので皆さんも基準からずれている、型から外れていると感じた時は何を持ってこの基準は作られているんだろう?という視点を持ってください。必ずしもそれが正解とは限りません。

 

一般の基準から外れる人がいるからこそ、新たな発明が生まれ、新たな発想や風が生まれます。また、基準というのは常に変化しているもので正解はないということを理解するだけも安心できます。

 

自らストレスを生み出さない方法

 

小さな枠組みで決まり事を作らず、大きな枠組みで決まり事を作るとストレスを感じる回数が減ります。

 

例)小さな枠組み

 

1日○種類の野菜食べないといけない、
野菜から食べないといけない、
毎日何分間この運動しないといけない、
この栄養素を摂らないといけない、
1日7時間眠らないといけない、
夜中に一度も目が醒めてはいけない、
毎日スッキリ便が出ないといけない、

 

例)大きな枠組み

 

添加物が入っている食事は最小限にする、
普段は自炊がベースで忙しい時は外食に頼る、
週に5日運動する時間を作る、
目が醒める時があっても他で眠れれば大丈夫、

 

小さな枠で決まり事を作ると、この枠からすぐにズレます。するとストレスを感じる回数が日常生活で多くなってきます。大きな枠で決まり事を作るとズレても修正することができるので、気持ちが楽になります。また、大きな枠での決まり事の方が続けやすく習慣にしやすいという良い面もあります。

 

現代ではたくさんの人がストレスを抱え、自律神経失調症や自律神経に問題があると言われる事がとても増えています。自律神経はストレスに非常に敏感に反応する繊細な神経です。自ら生み出すストレスの回数が減るだけでもかなり楽になります。

 

皆さんも、何かこうしないといけないという執着や決まり事がある時は、もう少し大きな枠にしてあげて心に余裕を作ってあげることが必要かもしれません。ストレスの多くは自ら作り出すものでもあり、それは自らの視点を変えることでも減らせるのです。

情報社会の中では、なんだか違うな、本当にそうなのかな?と思うことは何を基準に作られているのかを考える視点、また自分の感性に合うものを大事にして、自分が正しいと思う方向へ進んでいくことも大切です。

One Response to 対応できるストレスと対策

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