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産後に骨盤調整が必要な理由

骨盤調整という言葉は誰もが1度は聞いたことがあるかと思います。今は産後の骨盤調整も広まってきています。今回はこちらのブログで、なぜ産後に骨盤調整が必要なのかを、医学的な視点からお伝えしていきたいと思います。

 

1、女性は生まれつき骨盤の構造が複雑で不安定

 

女性と男性では骨盤の構造に違いがあり、女性の方が構造的に弱く不安定です。だからこそお腹で赤ちゃんを育て出産ができる身体の作りになっていますが、この骨盤の構造的弱さが産後のトラブルを引き起こす原因になっています。

 

・女性の骨盤には3つの穴が存在し骨盤底筋が弱りやすい

 

女性は骨盤内に尿道・膣・肛門と3つの穴が存在します。それに対して男性は骨盤内に肛門しか穴がありません。

この3つの穴の周りには、直腸や膀胱・子宮を支え内臓下垂を防いだり、姿勢の維持、尿もれや頻尿などのトラブルを防ぐ役割をするインナーマッスルである骨盤底筋群が存在します。

 

膀胱、子宮などの臓器は、骨盤底筋で支えられていますが、女性の骨盤内にはこの3つの穴が存在する為、骨盤底筋が効きづらく弱りやすいという特徴があります。

 

この構造的な弱さに加えて、毎月の生理、内臓疲労、精神的なストレス、加齢などでも、骨盤底筋の効き方は変わってしまいます。産後の場合は、構造的な弱さに加えて、分娩時にこの3つの穴が裂けてしまうなど大きな損傷が起きています。会陰切開がある場合はさらにダメージが大きく、放置していると尿もれ、股関節痛、イライラ、自律神経症状など様々なトラブルが起こります。

 

・女性の骨盤内は隙間が多く存在する

 

女性の骨盤内には膀胱ー子宮ー直腸が存在することで、骨盤内に隙間が多く存在します。主なものは子宮の前側にある膀胱子宮窩(か)、子宮の後ろ側にあるダグラス窩(か)です。

女性はこの窩(か)が男性よりも多く存在する為に、内臓が窩に落ち込みやすく、内臓下垂を起こしやすい傾向にあります。

 

妊娠と出産では内臓の位置が大きく変化する、分娩時に骨盤底筋が大きなダメージを受けてしまい内臓が支えられず、産後は内臓下垂が進みやすくなっていきます。すると尿もれや頻尿、尿意を感じやすい、ぽっこりお腹、腰痛などの原因になります。

 

2、女性の動きの中心は子宮である

 

女性の動きの中心になる部位は子宮と言われています。出産などで子宮が傷んだり骨盤内の靭帯や筋肉が損傷し下腹部に力が入らなくなると、お腹で身体を支えることができなくなります。

 

また、下腹には丹田と言われるお腹に力が入る場所(おへそから指3本下あたり)があり、女性特有の症状に関係していると言われています。

 

下丹田と呼ばれる子宮が存在する下腹部に位置する意識は腹式呼吸をする時の一つのめやすになる場所でもあります。その為、この下丹田を意識した呼吸は交感神経を鎮めて心身をリラックスさせる効果があると言われています。

 

しかし、出産で子宮が痛みその後子宮の戻りが悪かったり、妊娠で呼吸の主要筋である横隔膜の位置が変わってうまく使えないと、この下丹田に力が入らずに腹部のインナーマッスルの筋力低下を起こします。

 

下腹部で身体を支えられなくなると、代償で頭や首で身体を支えるようになり、脳や顎関節が緊張しめまいやイライラ、不安感、不眠、頭痛、首痛や肩こりの原因にもなります。

 

 

3、妊娠・出産による大きな身体の変化

 

女性は妊娠すると10ヶ月かけてお腹で赤ちゃんを育てる為に大きく身体が変化していきます。内臓が圧迫され位置が変わる、呼吸をする為の主要筋である横隔膜が押し上げられて呼吸のリズムが変わっていきます。

 

そして出産時、赤ちゃんが産道を通る時に恥骨が離開する、骨盤の靭帯や骨盤底筋などの筋肉が損傷するなど、かなりのダメージを受けます。出産後も、横隔膜や内臓の位置が戻らずに固まってそのままになっている方も非常に多く、これらが産後の不調の原因になっています。

4、ホルモンバランスが乱れやすい

女性ホルモンの量は心と身体の健康に大きく影響しており、様々な症状を引き起こします。
女性ホルモンの量は妊娠・出産の過程で大きく変化します。妊娠すると女性ホルモンの値が上がっていきますが、出産が終わり胎盤が排出されると急激に減少し、エストロゲンもプロゲステロンも産後1週間後にはほぼ0に近い値まで下がってしまうと言われています。

青野敏博:新女性医学大系第32巻褥瘡(総編集/武田雄二)P28中山書店2001(図10より作成)

 

一方プロゲステロンに抑えられていたプロラクチンの働きが活性化し、母乳が出始めます。1日に複数回授乳することで女性ホルモンの分泌が抑えられ、低い状態が続きます。

ミルク育児の場合は産後3〜6ヶ月後、母乳育児の場合は卒乳してから約3ヶ月後に正常なホルモンバランスに戻るといわれていますが、産後は慣れない育児のストレスや身体的ダメージがあり、ホルモンの調整が産前のようにまではいきません。

5、自律神経が乱れやすい

 

出産後の女性は身体のダメージに加え、ホルモンバランスの変化、慣れない育児によるストレス、授乳、赤ちゃんが中心の不規則な生活リズムで自律神経が乱れやすくなります。

ホルモンは脳の下垂体から指令を受け分泌されますが、同じ下垂体の指令でバランスを保っているのが自律神経です。そのため女性ホルモンが急激に減りバランスを崩すと、自律神経にも影響が出るといわれています。

 

自律神経の交感神経が優位になるといつも神経が興奮してしまい。身体的・精神的な不調が起こります。頭痛・めまい・不眠・胸の締め付け感、動悸、息苦しさ、胃の不快感、食欲不振、過食、下痢や便秘の他、いつも気が張っている、イライラや不安感などが出てきます。

 

また、自律神経が乱れると自然治癒力が低下して身体も元に戻りづらくなり、産後の不調も長引いていきます。

 

6、抱っこや授乳などで骨盤が歪みやすい

 

 

出産のダメージがある状態、ホルモンバランスが変わっている状態での抱っこや授乳は、骨盤の歪みを助長させていきます。産後は骨盤が緩くなっており、腹圧が弱く下腹部に力が入りづらくなっています。その為、肩こりや頭痛、腕の痛みなども引き起こしてしまいます。

整体サロンnaturaの施術

 

・骨盤内臓器である子宮・卵巣・膀胱・腸などの位置を正しい位置に戻す

・内臓の動く力(自動力)の改善

・骨盤内の動脈静脈・リンパの流れを改善し排液を促す

・頭蓋骨・脊柱を調整し自律神経を整える

・呼吸調整

・内臓下垂へのアプローチ

・帝王切開など出産時の手術による癒着のケア

 

これらを行うことにより、産後の身体を調整していきます。

 

一度出産するともう身体は元に戻らない、という認識の方が多いかと思います。やはり出産は身体へのダメージが大きいので、産後の身体は整えなければそのままの状態になっていきます。しかし、きちん内臓の位置や自律神経を整えていけば、元の状態へと戻っていきます。

 

医療の発達によりお産がスムーズに見ているようで、出産は皆さんが想像している以上に身体への負担が大きく、いつの時代でもお産は命がけの行為です。また先ほどお伝えしたように、医療の発達により帝王切開や会陰切開など他にも複雑なお産でも母子ともに命が助かることも増えていること(逆に母体への身体の負担は大きいです)、車社会で身体を動かすことが少なくなった現代では、産後の肥立ちは現代の方が悪化していると考えています。

 

年数が経ってから産後の影響が出る方もいますが、女性の身体の構造や出産の影響を配慮した施術を行うことで、改善していくケースがとても多いですので、是非諦めずに施術をお受けいただけたらと思います。

 

産後いつから施術が可能なのか

 

産後の骨盤調整は産後2ヶ月くらいからスタートするのが望ましいです。帝王切開などの手術がある方は傷の治りが順調であれば施術可能です。また、産後10年以上の方なども施術効果が出ていますので、出産から年数が経っている方も是非ご来院下さい。

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